
Takazudo Modularからのお知らせ、Takazudo Modular Highlights vol.14(2024年12月11日配信)になります。
こちらは、当店メルカリShopsでお送りしているメルマガの内容のアーカイブになります。アーカイブと言いつつ、メルカリのメルマガには制限が色々あるので、Webページ用に最適化された記事になっています。
以下がVol.14の内容となります。

Takazudo Modularからのお知らせ、Takazudo Modular Highlights vol.14(2024年12月16日配信)になります。
今回はまだセール中なのでセールオススメ品の紹介です。 あと2日、12/18 00:00まで!
今回紹介するセールオススメ品は、ADDAC Systemの以下2つのモジュールです。
- ADDAC System: ADDAC106 T-Noiseworks
- ADDAC System: ADDAC104 VC T-Networks
この2つのモジュールも私は好んで良く鳴らして遊んでおりまして、オススメだなと思うのでご紹介。ノイズがサーサー鳴るモジュールと、レゾナンスっぽいポコポコが鳴るモジュールです。(なお語彙力)
ADDAC System: ADDAC106 T-Noiseworks
すごいスポット的な話で恐縮なんですが、私は昔、Anderson Noiseというテクノのアーティストのトラックを好んでよく聞いていまして、氏のトラックにPlayblackという曲がありました。これを自分はDJミックスの中の最後の曲として聞いたのですが、このトラックで結構自分的に衝撃的なポイントがありまして、それはブレイクのタイミングで、ホワイトノイズがサーーーーと、だんだんと大きくなっていて消えるという展開があるのですよ。ここでなんというか、「え!? ノイズってこんな良いものなんだ。ただそれだけでも!」ということを感じて発見だったのですよね。
気になる方は是非YouTubeなりでこのPlayblackというトラックをチェックして頂ければと思いますが、
このT-Noiseworksを触ってみて、そのAnderson Noiseのことを思い出しました。とても。そういうノイズ良いね!っていう感じを楽しめるモジュールだと思います。
それと私Takazudoはモジュラーシンセを買う前は延々DTMをしていてテクノらしきトラックを作ろうと試みていたんですが、今考えると、その頃にこのようなノイズをどうこうしようとは考えなかっただろうなと今は思います。自分がそのように、ノイズをあれこれどうしようかと試行錯誤してみようかという気持ちになるのは、このモジュラーシンセサイザーという楽器のありかたが自分にそうさせているのだろうと思います。
このモジュール自体が「おう、ノイズが出るだけの楽器なんだぜ?好きに使ってみな!」みたいな存在に思えてくるんですよね。CVのシーケンスやらLFOやら、エンベロープやら、色々と突っ込んでノイズの楽しんで頂ければと思います。
ADDAC System: ADDAC104 VC T-Networks
もう一つのVC T-Networksの方。こちらは何か、フィルタでレゾナンスをポッと作り出したような、TR-808のキックみたいな音が出ます。これもT-Noiseworksと同じく、あえてこのようなモジュールが無ければ探して使おうとしないような音かも知れません。ただこれもまた、意外にこのポコポコ音をCVでシーケンスしてみたりすると、それだけでテクノっぽいメロディーらしきものが作れたりもします。
この2つのモジュールは、シンプルが故に使う心理的ハードルが低いのも良いポイントだと自分は感じています。これは自分だけかも知れませんが、沢山のモジュールがあって、リズムマシンやエフェクターを用意してみたいな状況だと、色々機能を駆使して大所帯な何かをした方が良いかみたいな気持ちになり、割と疲れてしまうようなことって無いですか? 自分は割とそういうことがあります……。なんか風呂敷広げすぎてるみたいな気分になるんですよね。
例えば何かしら1つか2つのモジュールを色々いじってみようかなと思う時、そこにちょっとリズム的なあしらいを加えたい時なんか、この2つのモジュールはかなり丁度良いように思います。自分の場合だとOXI ONEで大体シーケンスを作っているのですが、そうやって一つ二つのモジュールを試すがてら、T-NoiseworksとVC T-Networksも鳴らしておくみたいな 感じですね。
この2つのモジュールをメインで使ったセッションを最近YouTubeに「Modular noodling 2024/11/25」としてアップロードしてありますので、よろしければチェックしてみて頂けるとモジュール雰囲気の参考になるかもしれません。
この2つはDIYキットも扱っています。AI Synthesisと比較すると難易度は一つ上がる感じではありますが、冬休みDIYの候補としてもオススメです。
ほか、売れ筋商品のリンクも数点ご紹介。
ではでは。