
Takazudo Modularにて取り扱わせて頂いている、Weston Precision AudioのHV1 Hybrid Oscillatorの紹介/解説記事になります。
HV1 Hybrid Oscillatorは、アナログ三角波コアを基盤に、デジタルフェーズシフターとウェーブテーブル機能を組み合わせたハイブリッド構造のVCO。スルーゼロFMや線形フェーズモジュレーション、ウェーブモーフィングなど多彩な機能を搭載し、高精度な音程追従と豊かな倍音生成を両立。16ビット/150kHzの高解像度デジタル処理と、CVによる柔軟な音色変化を活かした、次世代型のオシレーターモジュール。
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HV1 Hybrid Oscillatorの特徴
HV1 Hybrid Oscillatorは、アナログとデジタルの利点を融合した構造により、クラシックなVCOの滑らかさと、デジタルならではの変調の多様性を一台で実現します。アナログの三角波コアを基盤とし、その出力をデジタルフェーズシフターに送ることで、安定した音程追従性と複雑な波形変化を両立。さらに、鋸波・パルス波・正弦波といった波形のアナログ出力も備えており、従来のVCOとしても十分な性能を発揮します。
フェーズシフターとデジタル波形処理
デジタルセクションは、三角波信号を元にしたフェーズシフトによって変調が行われ、線形フェーズモジュレーションやスルーゼロFMを可能とします。これにより、従来のアナログVCOでは得られないダイナミックな音響表現が可能になります。また、出力波形は16ビット/150kHzの高解像度で生成され、アンチエイリアシングも施されており、クリーンで高品位なサウンドが得られます。