Takazudo Modular Highlights: vol.9 8/9月セールのお知らせ

2024/08/29 Author: Takazudo

Takazudo Modularからのお知らせ、Takazudo Modular Highlights vol.9(2024年8月29日配信)になります。

こちらは、当店メルカリShopsでお送りしているメルマガの内容のアーカイブになります。アーカイブと言いつつ、メルカリのメルマガには制限が色々あるので、Webページ用に最適化された記事になっています。

以下がVol.8の内容となります。

メルマガ写真

Takazudo Modularからのお知らせ、Takazudo Modular Highlights vol.9(2024年8月29日配信)になります。

今回は8月〜9月セールのお知らせです。

セール期間と対象商品

Takazudo Modular始まってから3回目のセールです。そしてこのTakazudo Modularというショップを始めてから大体1年ぐらい経ちました。なんと言うことでしょう。いつもご覧下さりありがとうございます!

今回のセールは以下、半月ほどの期間で行われるものです。

2024年8月29日 09:00 〜 2024年9月18日 00:00

対象商品ですが、このセールでは、値段の変化がない在庫がある商品について、一定の期間が経過しているものが対象となります。これまでのセール同様、メルカリが割引分を負担してくれるお得なセールですので、この機会に気になっていた商品を是非チェックしてみて頂ければと思います。

今回はセール対象商品の中から、オススメの商品をピックアップしてご紹介いたします。

Weston Precision Audio: SE1

まずはWeston Precision Audio: SE1 Shaped VC Envelopeです。

今回のセールでは取扱商品の大部分がセール対象であり、Weston Precision Audioの各モジュールもはじめてセール対象となっています。そして、Weston Precision Audioは日本で取り扱っているのは今のところTakazudo Modularだけなんですが、どれも本当に高品質なモジュールだなーと、ひとつずつ試し、Takazudo自身感じています。

その中の一つとして、エンベロープジェネレーターのSE1があります。このエンベロープジェネレーターは、スタンダードなADSRエンベロープに求められる、おおよそすべての機能を持ち合わせていると言っても良いかと思います。各ステップのカーブを変えられるだけで無く、出力するCVのレベルも調整可能。ARエンベロープにも切り替え可能であるなど、これだ!と思うエンベロープジェネレーターを探している方にチェックして頂きたい、ADSRのファイナルアンサーみたいなモジュールです。

Weston Precision Audio: SF1

次はWeston Precision Audio: SF1 Dual / Stereo VCFです。

私Takazudoは、こうやってモジュラーシンセを売ってるんですが、まぁ売ってみようと思うぐらいのモチベーションはあるものの、別に元々すごい詳しいというわけでは無くてですね、なのでこうやって取り扱わせてもらって紹介記事を書くために使ってみてまた深く理解するというのを繰り返しているのです。

そうやって使ってみるといろいろと発見がありまして、このVCFにも色々と気付かされることがありました。まずVCF、要するにフィルターですが、このフィルターデカいですよね。2チャンネルあって、出力もそれぞれに2つついてます。レゾナンスには1V/Octが付いていて、それってどう使うの?と感じられるかもしれません。

あえてこれが欲しいとなる人ってどのくらいいるのだろう?とも感じられるかもしれず、自分自身も購入者の立場であれば、このモジュールに色気を感じるかどうかは正直怪しいところです。ですが、いざこのモジュールを使ってみようと色々やってみると、いろいろなことに気づかされます。

例えば2chあるので、VCOの出力をそれぞれのチャンネルに流し、それぞれでレゾナンスやカットオフを別々にシーケンス、エンベロープなども併せて使い、そして出力をLRに振り分けてミックスすると、フィルターだけでもなんというか、組み合わせ無限大という感じがしまして、こんな多様な変化があるのだなと思わされます。

それはなんと言いますか、ただメロディーのシーケンスをならして、VCOをならすという、そういう考え方が、無限にある方法の中の一つでしかなかったんだなと言う気づき見たいなものがあるんですよね…… というようなことを割と自分はどのモジュールをいじっても感じており、その繰り返しだったりするんですが。

Weston Precision Audioのモジュールは、いずれもそのようなアナログの良さを持ち合わせている、これは設計している人がそういうところが面白いと感じて作っている感を強く感じさせます。


そんなモジュラーポエムを書いていたらだいぶ文字数が長くなってしまいました。2商品しか紹介していない……。

今回のメルマガはここまで。 セール中にまたお送りさせて頂くと思います。

ではでは。

こちらのメルマガは2024年8月28日に配信されました。

メルマガのアーカイブ一覧は以下よりご覧頂けます。