Takazudo Modular Highlights: vol.10 OXI ONE マゼンタ/シルバー取扱開始

2024/09/10 Author: Takazudo

Takazudo Modularからのお知らせ、Takazudo Modular Highlights vol.10(2024年9月10日配信)になります。

こちらは、当店メルカリShopsでお送りしているメルマガの内容のアーカイブになります。アーカイブと言いつつ、メルカリのメルマガには制限が色々あるので、Webページ用に最適化された記事になっています。

以下がVol.10の内容となります。

メルマガ写真

Takazudo Modularからのお知らせ、Takazudo Modular Highlights vol.10(2024年9月10日配信)になります。

今回はOXI ONE マゼンタ版、シルバー版の取り扱いを開始したのでそのご連絡と、一部セール対象商品のご紹介です。

OXI ONE マゼンタ版/シルバー版取扱開始

当店始まってからよくご購入いただけている商品として、OXI Instrumentsの万能シーケンサー、OXI ONEがあります。このOXI ONEにはこれまで、通常版、限定版 Blackの2つのラインナップがありました。

そこに今回、マゼンタ版シルバー版の2ラインナップが加わりました。

こちら、今年5月に開催されたモジュラーシンセの大きなイベント、Superbooth 2024にて初めてパブリックな場でお披露目されたものだったのですが、その販売がついに開始されまして、当店でもラインナップに追加させて頂いております。

こちら、元々代理店向けの在庫一覧にはないものだったのですが、私が直接OXI Instrumentsに聞いてみたところ、可能とのことで試しに1台ずつ入荷したものでした。

ありがたいことにシルバー版の方はすでにご購入いただいており、現在は品切れ状態になってしまっているのですが、その後問い合わせ頂いたお客さまもいらっしゃったので、近いうちに再入荷したいと考えております(メーカー在庫確認でき次第)。気になる方は商品詳細ページにて、再入荷通知を登録してお待ち頂ければと存じます。

そして当店、前回メルマガでご連絡させて頂いたとおり、9/18 00:00までセール中になりますが、OXI ONE通常版は在庫分、セール対象になっておりますのでこちらも併せてチェックしてみて下さいまし。黒版も1点在庫がございます。

Weston Precision Audio: B2 Kick

ほか、本日のメルマガでは、Weston Precision AudioのB2 Kickをご紹介します。

そうそう、そういえばこのメルマガを書いているのは9/10ですが、9/9は909 Dayと言いまして、Roland TR-909の日とのことで、Xなどでは話題でした。私TakazudoもTR-909の音は大変好んでおり、TR-909っぽい音を出すモジュールを所持しておりますね。

それでこのB2 Kickですが、これはTR-909のキックに近い音がするモジュールと言えます。909のキックは力強いパンチのきいた音が特徴ですが、このB2 Kickは、そのようなキックを、どのようにしたら作れるかを形にしたような、ドラムシンセモジュールといって良いかと思われます。

具体的には、909キックのような音は、その音の中でピッチの急速な上昇と下降が見受けられます。これが低いピッチですとアタック部が強調された塩梅になります。そしてフィルタにレゾナンスをかければなおうねりが強調された音になるなどなど。実際のTR-909のキックの回路がそうなっているかは分かりませんが、このB2 Kickは、そういうキックらしき音を作るための道具箱みたいなモジュールになっています。

そしてそれだけでなく、1V/Octも付いていてベースシンセボイスとしても使えたり、2つのオシレーターを混ぜることができたりなどなど、あれこれリッチです。Weston Precision Audioはいずれも値段は高めですが、いずれもこのようなアナログみマシマシみたいなモジュールが多く楽しいです。

私Takazudo個人の音楽で言いますと、これまでの人生においては、そのような909のキックが好きでしたが、サンプリング素材をひたすら探してはあれこれ試していましたね。いや、そんなんサンプル素材でいいでしょと思ってたんですよ。ずっと長い間。ですが、なんというんでしょう、そのようにあらかじめ作ったドラムキットを用い、別のシンセやらと組み合わせてならしてみると、もうちょっとこうしたいかな?というのが色々と出てくるのですよね。

モジュラーシンセは、そのような音のシンセサイズを行いたいという望みを形にしたようなものであるように私には感じられます。実際、曲を作るにしたって自分で気に入った音を録音していつも使えば良いだけなのかもしれません。ですがキックひとつでも、このようなモジュールを使いあれこれ探索し、自分で自分の好みを理解していくみたいな体験は、モジュラーシンセという楽器でしかなかなか味わえないものでは無いかと思ったりしますね。

私がYouTubeでアップロードしている動画でも、最近アップロードした中で909らしきパンチのきいたキック音が鳴っているものはすべてコレです。気になる方はチェックしてみて頂ければと存じます。


今回のメルマガはここまで。 セール中にまたお送りさせて頂くと思います。

ではでは。

こちらのメルマガは2024年9月10日に配信されました。

メルマガのアーカイブ一覧は以下よりご覧頂けます。