Meng Qi氏より、ハンドヘルド楽器Wing Pinger 2.0が発表。以下、頂いているプレスリリースの日本語訳を掲載致します。
Wing Pinger 2.0
A handheld instrument for unstable chords, guided noise, and living sequences.
不安定なコード、誘導されたノイズ、生命感のあるシーケンスのための、ハンドヘルド楽器。

Wing Pinger 2.0は、初代Wing Pingerが持つ「フィルターピンギングとフィードバックフィルターによるサウンド」を継承。音程もノイズもひとつの不安定な回路から立ち上がる構成に。一対の自励発振可能なアナログフィルター、クロスフィードバック、デジタル側でのイベント抽出を中心に構成、ピックされた弦のような音色、コード進行的な動き、不安定なリズム、カオティックなテクスチャを扱うステレオシステムとして構成。


2.0では、このアーキテクチャをハンドヘルド楽器として再設計、強力な内蔵スクリプトシステムを搭載。スクリプトのパターン言語はStrudelに着想を得たもので、Wing Pinger 2.0という楽器そのものに合わせて設計。音楽的なシーケンスの記述、本機内部のパラメータのモジュレーション、異なるブロック同士が時間軸の中で互いを形作っていく相互作用が記述可能。手に持って直接演奏する形をとることで、Wing Pinger 2.0はスクリプタブルなフィードバックシステムを物理的な音楽オブジェクトへと変える──プログラム可能でありながら、リアルタイムでの割り込み、誘導、演奏に応答する楽器。






Meng Qi について
Meng Qi 氏は中国北京を拠点に活動する電子楽器のクリエイターです。
氏の作る楽器は非常にユニークなモノばかり。アナログとデジタルの調和の中に、遊び心やフィジカルな楽器としての要素を感じさせる作品は、電子楽器愛好家の興味を引いてやみません。
本記事はここまでです。今回はMeng Qi氏より発表された、Wing Pinger 2.0のご紹介でした。今のところ(2026年5月7日時点)発売日は未定です。
Meng Qi 商品詳細
Takazudo Modularでお取り扱い中のMeng Qi氏のモジュールの商品詳細は以下よりご覧いただけます。
アンバランス接続とバランス接続を双方向に変換するパッシブトランスフォーマーモジュール。3.5mmと6.35mmの入出力を備え、グラウンドリフトスイッチでハムノイズの除去にも対応する。

Meng Qi氏によるスタンドアロン型のレゾネーター楽器。内蔵マイクやLINE入力を4種のレゾナンスモードで処理でき、鍵盤ボタンやMIDIからピッチを含む各種パラメーターをコントロールできる。

Bytebeatのアプローチを取り入れたMeng Qi氏によるタッチ操作型のスタンドアロン電子楽器。6枚のタッチパネルで演算に使われる変数と演算子を変化させ、単4電池1本と内蔵スピーカーでノイズとサイン波が混ざったようなサウンドを鳴らす。

モノラル2入力を1ノブでまとめて減衰させるパッシブアッテネーターを2ペア搭載した7HPモジュール。ステレオ出力モジュールのボリュームコントロールや、2系統のCVを同時に減衰させる用途で活躍する。

Vactrolを用いた2系統のパッシブローパスゲートを2HPに収めたモジュール。ノブは持たずCV入力のみでゲートの開き具合を制御し、パーカッシブで弾力のあるLPGサウンドをスリムなパネルで扱える。
