Takazudo Modularにて取り扱わせて頂いている、Meng Qi(孟奇)氏のPe2というパッシブトランスフォーマーモジュールの紹介/解説記事です。
モジュラーシステムの出力をスピーカーやオーディオインターフェースに繋げたい方、もしくはモジュラーシステム外部からの入力をモジュラーへと渡したい方、いかがでしょうか。ほか、なぜか分からないがサーーーというノイズがのってしまう方にもオススメです。
本商品は、以下よりご購入頂けます。
Pe2とはどういうモジュール?
Pe2(Please Exist2)は、アンバランス接続からの入力をバランス接続の出力に変換。もしくはその逆の、アンバランス接続の入力をバランス接続の出力へと変換する、トランスフォーマーモジュールです。以下のジャックを持ちます。
- 2つの3.5mm アナログ入出力
- 2つの6.35mm(1/4インチ)バランス入出力
そして、グラウンドループ起因で発生するハムノイズを取り除く、グラウンドリフトスイッチ付きです。
バランス接続からアンバランス接続への変換
Pe2の基本的な利用方法としては、モジュラーシステムの出力を、スピーカーやオーディオインターフェース等に送りたい時に使用します。
モジュラーシステムで一般的に使用されているパッチケーブルは、モノラルのTSケーブルであり、これはそのままスピーカーやオーディオインターフェースに繋げないことが多いです。大抵のスピーカー、及びオーディオインターフェースで基本的に採用されているのは、バランス接続による入力であり、TSケーブルはこのままそこには挿せません。
そんなわけで、モジュラーシンセを使ってシステムを組んだものの、スピーカーやオーディオインターフェースのジャックは太いな?どうやって繋げば良いの?と思った人が使うと良いのがこのモジュールです。

Pe2はその、アンバランス接続からバランス接続への変換をしてくれる、パッシブ(電源不要)のモジュールです。
アンバランス接続からバランス接続への変換
また、このPe2は双方向のトランスフォーマーなので、その逆である、バランス接続からアンバランス接続への変換も可能です。マイクや別の音楽機材からの入力を、モジュラーに渡したい時にも同様に使用できます。

グラウンドリフトスイッチ
Pe2についているLiftスイッチをオンにすると、グラウンドループに起因するハムノイズを解消してくれます。
それって何?と思う方は、このグラウンドリフトスイッチの効果がわかるデモを以下に用意したので、ヘッドホン等をつけてこちらを見て頂けると、それがどのようなものなのか理解できるかと思われます。
この種のノイズが発生する原因は様々ですが、例えば異なる電源に接続している機器同士を接続すると、その電位差により生じることがあります。
デモでは、音源としているモジュールとオーディオインターフェースは別々のコンセントより給電されているのが原因なのか、このような背景ノイズのような音が発生しているのですが、Pe2の機能によりこれを解消出来ていることを確認できます。
一応一点注意点をお伝えしておくと、ハムノイズの発生原因は一つでは無いので、このPe2による処理が必ずしもハムノイズを取り除いてくれるとは限らないという点にはご注意下さい。
その他
見た目がかわいかったので入荷しました。宇宙!
仕様
- 幅: 6HP
- 深さ: 45mm
Meng Qiについて
Meng Qiは中国北京を拠点に活動する電子楽器のクリエイターです。
Meng Qiの作る楽器は非常にユニークなモノばかり。それでいて音楽的に高いセンスで作られており、触るとワクワクするものばかりです。是非彼のInstagramを見てください。Meng Qiがすべて手作りしている様子と、異常なまでに細かい技巧に驚くはずです。
オマケ: 電氣美術研究會モジュラー小物セット付き

モジュラーシンセをもっと多くの方に触って欲しいという願いの元、電氣美術研究會さまにご協力頂き、モジュラー小物セットを本商品にバンドルさせて販売させていただいております。
パッチケーブルや電源ケーブル、ドレスナットのサンプルセット、モノラルスプリッターなど、内容は時期に応じて変化します。商品に同梱しますので是非お試し下さい!

