アクリルモジュラーシンセケースDIYガイド

2024/03/01 Author: Takazudo

モジュラーシンセのケースを自作してみました。アクリルで。安くできそうだったら作ってお店に並べようかと思ってたんですが、そこそこ良いお値段がする結果となったのでやめました。もしやりたい方がいたらと思い、データと作り方をまとめておきます。

どういうケースか

これだーーーッ

ケース写真

モジュールを抜いた状態だとこんな感じです。

ケース写真

ケース写真

そしてモジュラー下部の前面/背面は空いてます。以下みたいに。

ケース写真

ケース写真

これについて書いていきます。

背景

まず発端としては、自分の手もとにTipTop AudioのHappy Ending Kitという、外箱無しなタイプのモジュラーマウントキットがありました。

eBayで中古品をセット書いしたらついてきたもので、手元にあったからという理由でポツポツ使ってたんですが、意外にこの手軽につけ外しできる感じが便利だな?と思い、ケースがあったらさらに良いのでは?と思うに至ります。

それで色々探していたら、Mod Wigglerに以下のスレッドを見つけまして、

これはいいな!と思い、このスレッドに貼ってあったデータをダウンロードしてみるものの、そのままでは使えませんでした。深夜テンションでAdobe Illustratorでデータを作成し、出来上がったのがこのケースです。

そんなわけで、このケースは、このTipTip AudioのHappy Ending Kitの寸法に合わせて作成されています。

アクリルカットはどうやるのか

ではどうやってこれを作ったのかという話ですが、アクリルをカットしてくれるお店のサービスを利用しました。そういうお店の存在自体、自分はしらなかったのですが、そのMod Wigglerのスレッドではそのようなお店のサービスを利用していたので、日本で同じようなことをしてくれるお店を探し、そこにお願いすることに。

そんなわけで、ネットであれこれ検索し、以下のお店にお願いしました。

まずはMod Wigglerのデータで聞いてみましたが、そのままではダメそうだったので、自分でAdobe Illustratorでデータを作成して見積もりを依頼、何度か修正を経てデータ完成。正式にカットを依頼するという流れです。

見ての通り、自分のケースは赤いのですが(赤が好きなんで)、これは以下のアクリルを使っています。

アクリルの厚さは5mmのものを選択。

データ作成方法

データは、前述した通りAdobe Illustratorで作成しました。以下のようなものです。

図面

TakazudoはWeb業界の人間なのでAdobe Illustratorは使ったことがありました。単位をmmにし、パネルごとは5mm以上離すようにと言われたので、その様に作成しました。

初めは、スペースが余っていたので、ブランクパネルでもついでに作ろうといっぱいパネルも置いていたのですが、アクリルカットはカット数ごとに料金が増えていく仕組みのようで、結果としてメチャクチャに高い金額になってしまったのでやめました。ナナメや曲線カットも高いみたいです。

完成品

お店の状況にもよるかと思いますが、1週間ほどで納品されました。届いたのは以下のようにカバーされている、カット済のアクリル板です。

パーツ写真

切った部分はメチャクチャクリアです。すごい。ここにTipTop Audioのレールを突っ込んでネジで止めると完成です👌

ケース写真

自分で作るとなかなかに満足。動画でも結構映えるかもしれないですね。

ケース写真

以下なんかでも使ってます。
はざいやさんありがとう!

金額

で、気になる金額なんですが、27,000円ぐらいしました。なかなかしますよね。Happy Ending Kitと併せて買えば5万ぐらいになっちゃいますし、それならフツーに金属のケース買えるな。さらに電源付きで。と言う感じに。

アクリルでなければ安くできるだろうかと思い、以下のお店にもお見積りを依頼してみました。

こちらでは4mmのシナベニヤ合板で約15,000円ほどとなりました。

アクリルよりかは安いですが、それでも大きめのメーカーより販売されているケースよりかはしてしまいます。まぁカスタムオーダーの依頼なのでしょうがないっちゃしょうがないですね。メーカーは大量生産してるから安いんだっていうのを実感します。

オーダー方法

オーダー方法は簡単です。お店にお見積りの依頼をし、その時にAdobe Illustratorデータを渡せば良いです。このケースのデータは以下のリンクよりダウンロードできます。もし同じのを作りたいという方がいらっしゃいましたら参考にお使い頂ければと。

なお、このデータの使用に関しては自己責任でお願いいたします 🙏

自分の場合、到着したアクリル板を組み立ててみたところ、ネジ穴の位置が微妙にズレていてレール間が広すぎ、そのままだと使えないという、私のデータ作成上のミスがありました。これについては、Amazonで3,000円ぐらいで買ったドリルで穴を開け直しました。上記データではこのネジ穴位置のミスを修正したものです。そんなわけで、実際に上のデータでカットしたわけでは無いんですが、寸法は合っていると思います。

DIYのよさ

結果的に、値段としては結構かかったなーと言う感じではありますが、透明でなかなか綺麗なのだけれど、厚みがかなりあるので結構しっかりしており、自分的には結構満足です。併せてアクリルの色見本も買ってしまいました。

色見本

そんなオーダー型のDIYですが、自分で自由な色を選び、自分で作った図面通りにモノが出来上がってくるというのはなかなか楽しいです。

腕に自身のある人であれば、ご自身で木材を買ってきてカットするのも良いんじゃないでしょうか。自分は普段そういうDIYするような道具は家になく、Web屋っぽいのかどうだかわかりませんが、データ作って完成するならありだな……?と感じてなんかやってみたという感じです。

もっと薄いアクリルで、ブランクパネルにイラストを焼いてもらっても良いな〜とか思ってます。何より自分で作ると愛着が湧く感じがしますね 👍

参考

モジュラーシンセをやっている方の中には、DIYでケースを作っている方がそこそこおり、ここまでお金をかけずとも色々な方法でケースを作ることができます。その記録をWebにて公開してくださっている方もいるので、以下、いくつか参考になりそうな記事を紹介しておきます。

そんなケースDIY紹介でした。

寸法の計算は確かに必要ですが、そんな専門知識がいるようなものでもないので、やってみよう!と思われた方は、是非試してみると楽しいんじゃないかと思います 👌

もしこのTakazudoケースを作ったぞ!という方がいらっしゃいましたら、教えてくれると超嬉しいので是非お願いします。

ではでは 🖖