Takazudo Modularにて取り扱わせて頂いている、AI SynthesisのAI018 Stereo Matrix Mixerの紹介です。
AI018は8入力8出力のマトリックスミキサーです。各入力を柔軟に出力にルーティングすることができます。同ブランドAI008 Eurorack Matrix Mixerのステレオ版で、エフェクトセンドに利用されることが多いです。
アルミニウムパネル版、黒パネル版の2種類があり、DIYキットも併せて取り扱っています。
こちらの商品は、以下よりご購入頂けます。
商品写真: 完成品
商品写真: DIYキット
AI018 Stereo Matrix Mixerの機能
AI018 ユーロラックステレオマトリックスミキサーは、コンパクトな8入力8出力のマトリックスミキサーです。マトリックスミキサーは、複数の音源からのオーディオまたはCV信号を異なる目的地にルーティングするために使用されます。16個のポテンショメーターがあり、各ポテンショメーターは、指定されたステレオ入力ペア(1-4)が指定されたステレオ出力(A-D)に送られる量を制御します。
AI018の一般的な使用例としては、エフェクトセンドと しての利用があります。一つまたは複数のオーディオ入力と、一つまたは複数のエフェクト入出力を組み合わせて利用します。AI018を使用することで、入力を複数のエフェクトに送り、エフェクトを互いに、さらには自分自身にも送ることができ、よくミキサーについているエフェクトセンドリターン機能以上の、高い柔軟性を持ったミキシングを可能にします。
以下は、AI Synthesis公式のデモ動画です。
マニュアル
以下はAI Synthesisの公式マニュアル(英語)です。
DIYガイド
DIYキットには、パネル、PCB、すべての部品、フラットケーブル、取り付けネジが含まれています。
AI Synthesisは、Webサイトに細かなDIYガイドを用意しています。以下がそのガイドですが、組み立ての動画をはじめ、一つ一つの手順を写真入りで解説してくれているため、DIY入門的にもおすすめです。
組み立ててみた感想
こちらは私Takazudoの方でも自分で組み立ててみました。そしてその様子を撮った動画が以下です。とりたてて何か分かりやすくするための動画では無いですが、キットの雰囲気を感じてもらうためによろしければご参照いただければと。部品も小分けに袋に入っていて、親切なキットであることがご確認いただけるかと思います。
部品はスルーホールのはんだ付けしやすい大きさの部品のみで構成されています。部品数が多いため時間はそこそこかかりますが、難易度自体は高くなさそうです。ビルドガイドを見つつ、間違った値の抵抗をつけないことに気をつければ、初心者の方でも楽しんで組み立てることができると思います。もし組み立てて動かない場合、はんだ付けした箇所を見直し、はんだの量が少なかったり、横とくっついていたりしていないかをチェックしてみてください。
モジュラーシンセのDIYとは?
モジュラーシンセサイザーのDIYについて詳しくご存じない方向けに、以下にDIYの導入的なコラムを用意しました。DIYについてご興味のある方、始めてみようと思う方は、是非ご参照いただければと。
また、組み立てに際して不明点や不安な点がございましたら、以下Takazudo Modularのdiscordチャンネルにてお気軽にご質問等、頂ければと思います。
AI Synthesisについて
AI Synthesisはアメリカポートランド州に拠点を置くモジュラーシンセメーカーです。
AI Synthesisのモジュールラインナップは、シンプルで実用性の高いベーシックなタイプのモジュールで構成されています。ユーザーの学習とDIYサポートに力を入れており、すべてのモジュールに丁寧なDIYガイドが用意され、設計図、BOMも合わせて公開されています。AI SynthesisのDIYキットで、シンセDIYを初めてみませんか?
オマケ: 電氣美術研究會モジュラー小物セット付き
モジュラーシンセをもっと多くの方に触って欲しいという願いの元、電氣美術研究會さまにご協力頂き、モジュラー小物セットを本商品にバンドルさせて販売させていただいております。
パッチケーブルや電源ケーブル、ドレスナットのサンプルセット、モノラルスプリッターなど、内容は時期に応じて変化します。商品に同梱しますので是非お試し下さい!
AI018 Stereo Matrix Mixerの紹介は以上になります。
ご参考になれば幸いです。