Takazudo Modularからのお知らせ、Takazudo Modular Highlights vol.7(2024年8月17日配信)になります。
こちらは、当店メルカリShopsでお送りしているメルマガの内容のアーカイブになります。アーカイブと言いつつ、メルカリのメルマガには制限が色々あるので、Webページ用に最適化された記事になっています。
以下がVol.7の内容となります。
Takazudo Modularからのお知らせ、Takazudo Modular Highlights vol.7(2024年8月17日配信)になります。
今回はOlivia Artz Modular: Time Machine取り扱い開始、OXI InstrumentsよりOXI Meta取り扱い開始、OXI Coral等再入荷のお知らせです。
Olivia Artz Modular: Time Machine取り扱い開始
7月下旬にOlivia Artz Modularというブランドの、Time Machineというモジュールを取り扱い開始しました。
Time Machineは、クロック同期可能な8タップステレオディレイをベースとするユニークなDSPエフェクトモジュールです。まずはその見た目通り、視覚的に分かりやすくディレイを組み立てることができるのですが、ディレイの周期を極端に短くしたり長くしたりすることが可能であり、周期を短くすればリバーブやフランジャーのような効果が、長い周期にしてフィードバックを強めにすれば、1つのモノシンセであってもコードをならしているかのような音の重なりを作ることができるという、多彩なモジュールです。
ディレイという音響処理のイメージは皆さん頭の中にあるかと思いますが、リバーブを始めとする空間系のエフェクトなども、ディレイと仕組み的には同種のものなんだという気づきを与えてくれることでしょう。
Time Machineは2023年にKickstarterで資金調達を募集、48時間以内に目標を達成して無事に製品化されたモジュールです。モジュラーシンセ界の重鎮であるDivKid氏が自主的にTime Machineを紹介する動画を作成するなど、注目度の高いモジュールです。
Takazudo Modularへは、Olivia Artz Modularより是非日本でも売りたいというお話をXのDMで前々からいただいており、取り扱わせていただくことになりました。Time Machineは2024年8月現在、リクエストに生産が追いついておらず、今買えるのは世界中にすこしずつある代理店の在庫からのみであり、本家Webサイトでは予約で待ち状態の、人気度の高いモジュールです。
私Takazudo個人も実際にTime Machineを触ってみて、非常に面白いモジュールだと感じており、割とこれだけいじっているだけで時間が過ぎます。面白いです。売れなかったら、1つでも2つでも私が個人的にあけてしまう危険性が高いので、是非チェックしてみてください。
OXI Meta取り扱い開始
2024年Superboothにて初めて公開された、OXI InstrumentsのマルチエフェクターモジュールOXI Metaの取り扱いを開始しました。
OXI Metaは、6種類のランジションエフェクトを切り替えて使うことのできる、ライブパフォーマンス指向のステレオエフェクターモジュールです。ダンスミュージックでよく使われるダイナミックな展開を、高品質なエフェクトで演出することが可能になります。
OXI Metaはデジタルのエフェクターモジュールですが、そのUIはパフォーマンス向けに特化された、即戦力のモジュールであると言えます。ちょっとブレイクのような展開を作りたいとき、High Pass Filterでしばらくの間低音を削り、ブレイクが終わったら元に戻すという手法がよく利用されます。ほか、リバーブやディレイを過剰めにかけて戻したり、短い周期のループを繰り返したりなど。
そのような効果はトランジションエフェクトと呼ばれることがありますが、このOXI Metaは、そんなトランジションエフェクトを作り込み、6種類にまとめたものを、使いやすいインターフェースで6HPというコンパクトなサイズに納めたモジュールです。
手元に届いて見ると、その小ささに驚かされます。マスターアウトの手前にいつも用意しておきたくなるようなモジュールです。デモ動画もたくさんYouTubeに用意されておりますので、是非チェックしてみてください。
OXI Coral等再入荷のお知らせ
OXI Instrumentsからはその他、OXI Coral、OXI Pipe、OXI Splitを再入荷しました。
OXI Coralは入荷のたびに割と早く品切れになってしまう人気のもジュールです。OXI ONEと組み合わせ、デジタルモジュールのパワフルさを是非体験してみて下さい。
OXI Coralはリリース以降、ファームウェアのアップデートが積極的になされており、303っぽいベースからWavetableシンセとしてまで、これ一つで様々なシンセ音源を楽しめる楽しいモジュールです!
今回のメルマガはここまで。
今月〜来月にかけてまた入荷の予定があります。そちらも到着次第メルマガでご連絡させていただきますので是非チェックしていただければと👌
ではでは。