Takazudo Modular: zudo-block-40

作成: 2024/11/13 更新: 2025/05/19 Author: Takazudo

Takazudoが趣味で作っているDIYシリーズ、zudo-block-40の紹介記事になります。

こちらの商品は40HPサイズのユーロラックモジュラーシンセサイザーケースDIYキットで、Takazudoの方で設計したものです。ケース作成のモチベーションとしては、小型で角度や深さを変えたり出来るものが欲しいというものでした。カラーバリエーションサイドパネルの形状予算に合わせて選択可能なレールが特徴で、お好みの組み合わせで自分だけのケースを作ることが出来ます。見た目も華やかなケースです。

こちらの商品は以下よりご購入頂けます。製品にはバリエーションがあり、詳細はこのページ内で後述しております。

Red-Lite
Red-Dual
Red-Metal
Orange-Lite
Orange-Dual
Orange-Metal
Green-Lite
Green-Dual
Green-Metal

また、このケース組み立てキットは他のサイズ/素材のバリエーションもあります。以下、Takazudo Modularブランドの製品一覧より併せてチェックしていただけると幸いです。

商品写真

商品写真
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zudo-block-40の特徴

zudo-block-40は、アクリルボードをベースにして設計された、40HPの取り回ししやすい小型のユーロラックモジュラーシンセサイザー用ケースDIYキット。こちらのケースのポイントとしては以下4点。

  1. 華やかな見た目
  2. 傾けられるデザイン
  3. 予算によって選択可能なレール
  4. 組み合わせで広がる可能性

それぞれについてご説明して参ります。

商品写真

1. 華やかな見た目

アクリルボード製モジュラーケースの長所──その最大の魅力は、やはり見た目の華やかさにあると言えるでしょう。透明感のあるケース越しに覗くモジュラーシンセの背面は、どこかサイバーで近未来的な印象を与えます。モジュール裏やバスボード上で点灯するLEDの光がアクリルを通してやわらかく拡散される様子は、視覚的にも大きな楽しみのひとつです。

カラーバリエーションが豊富なのもこのタイプのケースならではの魅力。好みに合わせて色を選び、自由な組み合わせで自分だけのオリジナルセットアップを構築することが可能です。

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2. 傾けられるデザイン

zudo-block-40は、内側のフレーム部分を自由な角度で固定できる点も大きな特長です。このケースは、フレーム部分と外箱部分に分かれた構造になっており、外側のサイドパネルには多数の穴が空けられています。この2つをネジで留めることで、ユーザーはフレーム部分を好みの角度・位置で固定することが可能です。

モジュラーシンセのケースをすでにお持ちの方の中には、「机に平置きだと、座って操作するときに使いにくい」と感じた経験は無いでしょうか。zudo-block-40は、この問題をケース単体で解決します。フレーム角度を自由に調整できることで、視認性と操作性が大幅に向上し、快適な演奏環境を実現します。

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3. 予算によって選択可能なレール

zudo-block-40は、素材の異なる3種類のレールから好みに応じて選択できるカスタムケースです。高精度で高級感のあるオールアルミ製タイプ、手頃な価格のASA樹脂製エントリーモデル、そしてその中間に位置するバランスのとれたハイブリッドタイプの3種が用意されています。

実は、レールの価格はケース全体のコストにおいて大きな割合を占める要素です。堅牢な金属製レールが理想的であることに異論はありませんが、そのぶん価格が上がってしまいます。そうなると、モジュールを収める箱を買うだけでも財布が痛く、モジュラーシンセの入門者にとっては大きなハードルとなることも少なくありません。

本ケースでは、当初は金属製レールのみを採用していましたが、その障壁を取り除くため、価格を抑えつつも使いやすさを維持した樹脂製レールを新たに設計。これにより、ユーザーはニーズに応じてレールの種類を選択できるようになっています。

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4. 組み合わせで広がる可能性

zudo-blockシリーズには、ケースそのものにモジュラリティというコンセプトを取り入れた設計がなされています。モジュラーシンセの構成が自由であるように、ケースの構成もまたユーザーの用途や発想に応じて柔軟に拡張・再構成できるようになっているのが大きな特長です。

始めは小さなセットアップで始めつつ、セットアップの規模が大きくなってきたら別のzudo-blockを追加し、一回り大きなケースへとスケールアップすることが可能。基本的にシリーズ内の同種のパネル寸法は同じで設計されているため、自分の好きなカラーと組み合わせで、オリジナルのケースを作り上げることが可能になっています。

※ 2025年5月時点では、接続用の部品は準備中です。一応、接続用の金具自体は完成しているため、近日商品として追加予定です。

ラインナップ

次に、こちらのzudo-block-40のラインナップについてご説明します。ポイントとしては以下3点です。

  1. サイドパネルの形状(長方形Aタイプ/段差付きBタイプ)
  2. カラー(Red/Orange/Green)
  3. レールの素材(Lite/Dual/Metal)

それぞれについてご説明します。

1. サイドパネルの形状

まずは横のパネルの形状です。こちらは以下2種類からお選び頂けます。

  • Aタイプ: 長方形
  • Bタイプ: 段差付き

このケースの特徴として、レールの角度を自由に調整できるようになっていますが、Bタイプの方はさらに角度を付けて傾けられる様になっています。

Aタイプパネルの写真
Bタイプパネルの写真

2. カラー

カラーは以下3色からお選び頂けます。

  • Red(赤)
  • Orange(オレンジ)
  • Green(緑)

本品は、アクリル製パネルを金具とネジで固定して組み立てる構造です。各パネルは専門業者によるレーザーカットで、精密な寸法に仕上げられています。

Aタイプパネルの写真
Bタイプパネルの写真
Aタイプパネルの写真

3. レールの素材

本ケースのレールは、以下3種類からお選び頂けます。

  • Lite: ASAマウントレール + ASAバーナット
  • Dual: ASAマウントレール + 金属バーナット
  • Metal: 金属マウントレール + 金属バーナット

このレールは価格の低い順にLite、Dual、Metalです。

まず最も高級なレールはMetalで、これはアルマイト加工済みのアルミニウム製のマウントレール(バーナットを収める部分)と、アルミニウム製のバーナット(ネジを止める部分)の組み合わせです。一般的な金属製のケースに使われているような、しっかりとした重さと堅さのある精巧なレールです。

最もリーズナブルなレールはLiteで、これはASA樹脂製のマウントレールに、ASA樹脂製のバーナットを組み合わせた、自家製のレールです。プラスチックであることから、磨り減りが発生しやすかったり、ネジ挿入に力が必要だったりするものの、軽量安価というメリットがあり、とりあえずモジュラーに興味がある方へのエントリーモデルとして。もしくはそこまでモジュールの付外しを頻繁に行わない方にもオススメです。

この中間がDualで、これはASA樹脂製のマウントレールに、Metal版レールのバーナットを組み合わせたものです。金属製バーナットの使いやすさはそのままに、価格を抑えることを目指した、Takazudoオススメのレールです。

Liteレールの写真
Dualレールの写真
Metalレールの写真

※ 写真はLite、Dual、Metalの順番です。

メルカリShopsでの商品購入について

これらをメルカリShopsで販売していますが、用意している商品としては、3カラー×3レールの、合計9パターンの商品として販売しております。これにサイドパネルの形状違いを含めると9×2の18パターンとなりますが、サイドパネルの形状は商品購入時にAタイプかBタイプかお選び頂く形になっていますのでご注意下さい。

このケースは、パネルカラー/サイドパネルの形状については価格の差が無く、レールによってのみ価格が異なります。送料込み/税込みの価格は以下の通りです。

  • Lite: 7,980円
  • Dual: 11,980円
  • Metal: 16,980円

ケース開発の経緯

Takazudo自身、小型のモジュラーシンセのケースを複数使っており、それらを日によって組み合わせて使うなどしていました。例えばADDAC207 Intuitive Quantizerのようなクオンタイザー2つとADDAC215 Dual S&H+ADDAC203 REV.02 CV Mappingを詰めた、メロディ作る用ケース、SE1 Shaped VC Envelopeばかり詰めたEnvelope作成用ケース、オシレーターだけ詰めたケースという具合に。

ですが使っていると、「ちょっと傾けたい」とか「もう少し深く/浅くしたい」とか、いろいろと思うところが出てきました。そこで3Dプリンタを買ってみたんですが、これってもしかして自分でもケースを作れるんでは?と思い立ち、日々パネルをプリントしては調整を重ね、ようやく完成したのがこのケースです。

一般的なケースは金属製のものが多いため、「アクリルパネルなんて」と思われるかもしれませんが、実際に作ってみると意外としっかりしていると感じられるかと思います。金属ケースに比べると強い衝撃には弱いので運送時には注意が必要ですが、ご自宅で使う分にはまったく問題ない、ちゃんと使えるケースになっています。

そんなふうにケースを販売していたのですが、どうしてもレール部分のコストが気になっていました。だったらこれも自分で作れないかと、3Dプリンタで試行錯誤を重ねて、ASA樹脂製のレールを完成させました。これを使ったエントリーモデルとしてzudo-block-60 Openを販売したところ、より手に取りやすい価格もあって好評をいただきました。その流れを受けて、このzudo-block-40もラインナップを見直し、よりリーズナブルなレールモデルでの販売も開始しました。

角度を調整できるデザイン

このケースはまず、モジュールを取り付けるフレーム部分を先に組み立てます。以下が組み立てた状態です。

写真:フレーム

そして次に外側の箱部分を組み立てますが、この箱側面には以下のように、たくさんの穴が空いています。

商品写真
商品写真

この穴はM5ネジが通せるサイズになっており、同梱されているM5ネジ/ワッシャー/ナットを使い、フレーム部分側面の穴と位置を合わせて固定します。

使用例の写真

箱の深さはAタイプであっても8cmほどあるため、底面にバスボード等を設置しても十分な深さがあります。前後のパネルは合計4枚付属していますが、全て使う必要はありません。フレーム部分を斜めにし、深さ的に浅く使いたい場合は邪魔になりますので、ご自身で使いたい分だけご使用ください。

一応、個人的なオススメは、前面のパネルを一つ外した状態で、フレームを若干傾けて使うパターンです。そこそこ深さがあるケースなので、薄いモジュールであればかなりフレームに角度を付けても、モジュールが十分に収まります。

Liteレール/Dualレールについて

レールの写真

本品のレールは3タイプ。その中のLiteレールはオールプラスチック製であり、長所と短所があります。長所としては価格が安価であること。そして短所としては、摩耗しやすいことと、ネジを締めるのにドライバーが必要なこと。そして摩耗を防ぎ、長くお使いいただくために、ネジを強く締めすぎないこと。これらの点にご留意いただいてご使用をお願い致します。

このレールの価格にはなかなか悩まされました。金属製のレールは、確かに非常にしっかりしていて良いものであることに間違いはありません。ですが、モジュラーシンセのケースを作っているメーカーが購入している製造元から直接購入してみたり、自分で図面を書いて金属の切り出しの見積もりを取ってみたりなどしましたが、おそらく金属でしっかりしたレールを作るには、どうしてもある程度の価格がかかってしまいます。かといって、自分はスライド式のナットが好きではありませんでした。

なんとかならないかと色々試行錯誤する中、3Dプリンタでプラスチック製のレールを作ってみたところ、思いのほか使える感じに仕上がりました。これであれば価格的に圧倒的に安価であるため、調節を繰り返した末このzudo-block-40のラインナップとして選べるように致しました。

このLite版レール、特にバーナット部分について、プラスチック製ではありますが、割と色々工夫して調整しています。

レールの写真
レールの写真

まず、見ていただくと分かるように、バーナットの高さが、通常の金属製のバーナットよりもかなり高くなっています。これは、ネジをしっかりと固定できるようにするため、このような作りに落ち着きました。プラスチックは柔らかいので、金属のバーナットと同じ高さであれば、穴が削れ、あっという間にネジが固定できなくなってしまいます。

ほか、このネジ穴はわずかにM3ネジの直径よりも小さめに、なおかつ歪んだ形状の穴で作っています。これは、若干小さいネジ穴にネジをねじ込んでもらい、自然とネジ山が作られるようにするためです。その様な作りゆえ、手回し式のネジを使用する場合はねじ込むのにある程度の力が必要です。なので、このレールを使う場合は基本、ドライバーでネジを留めていただく必要がありますので、この点についてはご容赦ください。

プラスチックの素材も色々試した結果、ASA(アクリロニトリルスチレンアクリレート)を採用しました。素材が硬すぎる場合、ネジ穴を小さくするなどしてしまったら、まずネジが入らず、入ったとしてもネジ穴が削れてしまいます。かといって柔らかすぎてもすぐにネジがスッポ抜けてしまいます。そんなわけで色々試し、硬いながらもある程度の柔軟性があるASAが丁度良いという結論になりました。

バーナットのカラーは、上面/底面だけ白になっています。全部ブラックの方が締まる感じがしていましたが、いざ全部黒にしてしまうと、周囲が明るい環境でないとネジ穴がよく見えません。そんなわけで、上面/底面だけ白にして、ネジ穴が見えるようにしています。

ただし、何度も何度もネジを付け外しする場合は、金属製のバーナットの方が使い勝手は上であることは事実です。それを考慮して作ったのがDual版のレールです。Dual版のレールでは、マウンティングレール部分だけがASA製なので、ネジを締める部分は金属製、手回し式のネジでも便利に使える上に、価格が抑えられたモデルです。このあたりは予算とお好みでご検討頂けると幸いです。

内容物

商品の内容物は以下、カットされたアクリルボード、レール、その他金具等です。

全レール共通

  • パネル 底面: 2枚
  • パネル 側面: 2枚
  • パネル 前後上側: 2枚
  • パネル 前後下側: 2枚
  • レール固定パネル: 1セット
  • 1mm高ワッシャー: 16個
  • 3mm高ワッシャー: 4個
  • パネル連結用ブラケット: 6個
  • M5ネジ 12mm: 12本(連結用ブランケット固定用)
  • M5ネジ 14mm: 4本(レール×側面パネル固定用)
  • M5ロックナット: 16個
商品写真
商品写真
商品写真
レールの写真

Metalレール

  • アルミマウンティングレール 40HP(204mm): 2本
  • アルミバーナット 40HP(204mm/M3穴): 2本
  • M5ネジ 12mm: 4本

Dualレール

  • ASAマウンティングレール 40HP(204mm): 2本
  • アルミバーナット 40HP(204mm/M3穴): 2本
  • M5ネジ 40mm: 4本

Liteレール

  • ASAマウンティングレールLite 40HP(204mm): 2本
  • ASAバーナット 40HP(204mm/M3穴): 2本
  • M5ネジ 40mm: 4本

組み立てに必要な道具

組み立てには以下の工具が必要です。これらはご用意くださるようお願い致します。

組み立て手順

ケースの組み立て方について、以下に動画を撮りました。ご参考にして頂ければと。

手順としては以下になります。上記動画と見比べながら手順をご確認ください。

ステップ1: フレーム部の作成

組み立て手順写真
組み立て手順写真
  1. Metalレールの場合、レール側面のバーナットが通っていない下部のデコボコに、M5ネジ12mm(ちょっと短い方のネジです)をねじ込みます。これはレールにはネジ山が無いため、始めにM5ネジをねじ込み、ネジ山を作るための作業です。
  2. そのネジは一旦外し、レール固定パネルの間に2本のレールを挟む形に組み立てます。このレール固定パネルは、大きな矩形の穴が空いたもの、たくさんの円状の穴が空いたものの2つで1セットです。内側に矩形穴の空いたパネルが来るように組み立ててください。
組み立て手順写真
組み立て手順写真
  1. レールにはへりがありますあります。へりが外側に来る様に注意してください。
商品写真
商品写真
  1. レール固定パネルとレールをM5ネジ(Metalは12mmネジ/それ以外は40mmの長いネジ)で固定します。始めは緩くネジを締め、間に何かしらのモジュールを挟んで固定してみて、レールが斜めにならない角度になっていることを確認しつつ、ネジを再度強めに締めると良いです。
  2. 確認用に取り付けたモジュールは取り外します。これでフレーム部分は完成です。
組み立て手順写真
組み立て手順写真

ステップ2: 箱部の作成

  1. アクリルボードの保護フィルムを剥がします。
  2. 側面パネルの辺の近くにあいている大きめの穴へ、底面パネル/前後パネルを差し込み、もう片側のパネルで挟みます。この時、側面パネルが左右対称になるように注意してください。タイプAの側面パネルの場合、空いている穴のパターンが左右で揃うように注意してください。
  3. パネル同士をセロテープなどで仮止めしておきます。
組み立て手順写真
組み立て手順写真
  1. パネル固定用ブラケットを付ける場所を決定します。このブラケットは以下の場所に付けることが出来るようになっていますが、一切付けなくても組み立てること自体は可能であり、付属している6つ全て使う必要も特にありません。フレームの角度や位置を考え、モジュールと干渉しない位置に付けておくと、パネル間をしっかりと止めておくことが出来ます。
組み立て手順写真
組み立て手順写真
  1. パネル固定用ブラケットにて、パネル同士を固定します。ブラケットには2つの穴が空いており、外側から内側に向け、ネジのヘッド → 1mm高ワッシャー → パネル → ブラケット → ナットの順になるよう、 M5ネジ12mmで各部品を通し、ナットで固定します。この時、次ステップでフレームを取り付けやすくするため、ナットはゆるめに締めておく程度にしておいてください。
組み立て手順写真
組み立て手順写真

ステップ3: フレームの固定

組み立て手順写真
組み立て手順写真
  1. フレームを箱の中に入れてみて、好みの位置と角度を決定します。この時、側面パネルとフレーム側面の穴を見比べ、ネジを固定する箇所を2つ、あらかじめ決めておきます。
  2. 仮止めのためにつけていたテープははがしてしまってください。
  3. 内側から、ネジのヘッド → レール固定パネル → 3mm高ワッシャー → 側面パネル → 1mm高ワッシャー → ナットの順になるようにM5ネジ14mmで各部品を通し、ナットでゆるめに固定。これを2箇所について行います。フレームと側面パネルの間のスペースに、3mm高ワッシャーを置いておくイメージです。
商品写真
商品写真
  1. もう片側の側面パネルについても、全く同じ位置でM5ネジ14mmで各部品を固定、ナットはゆるめに締めておきます。
  2. 床など、平らな場所に箱を置き、左右パネルとフレームを固定しているネジの位置が左右で同じになるように位置を微調整、その後ナットをレンチで強めに締めて固定します。
  3. ステップ2でゆるく締めておいたパネル固定用ブラケットらについても同様、ナットを強く締めて固定。この時、箱の底面がガタガタしないよう、側面パネルの下部が床にぴったり付いていることを確認します。
組み立て手順写真
組み立て手順写真

以上で組み立ては完成です!

組み立て方のポイント

以下、組み立てのポイントになります。参考にしつつ組み立ててみてください。

  • 短いM5ネジは12mmと14mmの2種類あります。側面パネルとフレームを固定するためのものが長い方の14mmの長い方で、その他は12mmなのでご注意下さい。
  • ステップ1のフレーム部作成時、Metalレールだと、まずはレールにM5ネジをねじ込むというステップがありますが、この時はまぁまぁ強い力でネジをねじ込む必要があります。
  • このケースは構造上、側面パネルとフレームが固定されていたら、その他のパネルは構造的には側面パネルの穴に挟まっているだけであり、前後底面のパネルは一切使わずとも完成させることは可能です。ご自身の構成にあわせ、自由にパネルを付け外ししてご使用いただけます。
  • このケースは3色のバリエーションがありますが、寸法はどれも同一です。好きに組み合わせてご使用頂くことも可能です。

関連商品

以下、本商品の関連商品になります。

zudo-block-60の写真

zudo-blockシリーズ

こちらは40HPのケースですが、これとは別に60HP版、zudo-block-60もご用意しています。この60HPバージョンは、本品がよりワイドになったものです。このあたりはご自身のセットアップに合わせてご検討頂ければと。

ほか、文中でも紹介しましたが、よりリーズナブルなフレームキットのzudo-block-60 Openもご用意してあります。こちらも併せてチェックしていただければと存じます。

バスボード

こちらのケースに取り付けられる、電源を分配するためのバスボードを別途開発しました。以下ページに詳細をまとめておりますので、ご興味ありましたら是非併せてご参照ください。

電源について

このケースには電源が内蔵されていないため、別途電源をご用意頂く必要があります。電源用のモジュールとして、以下の3つを国内で入手しやすいものとしてご紹介しておきます。

また、電源ってどう考えれば良いのかよく分からないという方向けに、以下コラムを別途用意してあります。こちらも併せてご参照頂けますと幸いです。

その他商品写真

他、色々写真があるのですが数が多いため、最後にこちらにまとめさせて頂きます。

Red: Aタイプ

商品写真
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Red: Bタイプ

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Green: Aタイプ

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Green: Bタイプ

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Orange: Aタイプ

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Orange: Bタイプ

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商品写真
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レール

レールの写真
レールの写真

寸法/データ

細かい寸法のデータが必要な場合、以下データをご参照ください。

zudo-block-40の紹介は以上になります。

Red-Lite
Red-Dual
Red-Metal
Orange-Lite
Orange-Dual
Orange-Metal
Green-Lite
Green-Dual
Green-Metal

ご参考になれば幸いです。